第1回鳴門市中小企業振興基本条例策定審議会議事録

第1回鳴門市中小企業振興基本条例策定審議会議事録

日時:平成27年2月19日(木)14:00~
場所:うずしお会館2階第1会議室


1.開会


2.出席委員紹介

鳴門市商工会議所青年部会長朝田 勝也
鳴門公共職業安定所所長岡田 敬志
大麻町商工会会長斉藤 忠恒
徳島銀行鳴門支店長篠原 章
徳島県信用保証協会常勤理事髙谷 篤芳
鳴門市副市長平野 悦男
徳島県中小企業家同友会北支部副支部長藤岡 雅彦
四国大学経営情報学部教授本田 利広
市民公募丸宮  朋
一般社団法人鳴門青年会議所理事長三居 誠
大麻町商工会青年部部長吉本 真一郎
拓殖大学政経学部教授山本 尚史
  
欠席 鳴門商工会議所会頭中岸 敏昭
   大道商店街振興組合理事長中岸 修平

3.市長あいさつ


4.委員長及び副委員長の選出

本田委員が委員長に平野委員が副委員長に選出されました。


5.事務局説明

事務局から中小企業振興基本条例の趣旨と市内事業所の現状説明、鳴門市の商工業振興施策、条例骨子(案)について説明しました。


6.条例骨子(案)についての議事

委):委員 市):事務局

鳴門市中小企業振興基本条例の名称について

委)名称については、市民の皆さんに分かりやすいようにする必要がある。これから内容を審議していく中で決めていくのがいいのではないか。

スケジュールについて

市)平成27年度4月・6月・8月で第2回・3回・4回を開催し、10月から11月にかけてパブリックコメントを実施。2月に第5回を開催するともに議会に提出。28年度に施行を目指している。審議の進み具合に応じて施行時期をずらすことも考えられる。

鳴門市中小企業振興基本条例の前文について

委)鳴門市には歴史のある中小企業がたくさんある。こうした町の歴史を前文に入れることで内容が分かりやすくなるのでは。
市)鳴門市には歴史のある長く続く企業が多い。こうした企業がたくさんあるのは鳴門市が誇るべきものとして前文の中に盛り込んでいいのではないかと考えている。
委)将来都市像の「生まれてよかった・住んでよかった・訪れてよかった」町づくりについて、これだけがすばらしい町の条件ではなく、日本の他の町の人・世界の人々に何らかの形で貢献し、お役に立っている町が非常に優れた町と思う。言葉遣いはまだ見当たらないが、そうした未来像も捉えていければいいのでは。
市)他の町から見て鳴門という存在意義がある、輝いているという町を目指すという意味合いは追加していいのではと思う。
委)素案についてかつて鳴門が栄えていたということが一切書かれていない。塩田や競艇場などにぎわっていたことは触れずに行くのか。
市)今回の素案については未来に向かったイメージとして作成した。鳴門の誇らしい部分をもう一度見直していこうという部分を強調する書き方もあると思うのでご審議していただければ。
委)中小企業の振興となれば基盤となるものが必要であり、その意味でも過去から積み上げが欠かせない。また、過去に裕福だったこともありチャレンジ精神が少ない土壌だと思うので、起業を促進していくことも必要。これらを含んだ前文ができればいいのでは。
委)素案のように将来に向かっているところは大事だが、それを前提に鳴門市の歴史を盛り込むことが大事。
委)この条例を見た時に一体どんな自己認識、町のプライドがどこにあるからこういう条例を作ったという風な足がかりほしい。ある意味では私たちの町はこういうところにプライドがあるという一種の宣言であると思う。
委)中小企業が活躍する魅力的な町にするには、やはり魅力的な職場づくりを中小企業に考えていただきたいと思う。アンケート調査で出てきた要望等について前文に反映されているのか。
市)個別の問題・課題についても書けるのであれば盛り込んでいきたい。

鳴門市中小企業振興基本条例「目的」について

委)中小企業振興を考えるときに中小企業基本法と小規模基本法の2つの法律がある。条例のあとの方で小規模事業者についても入ってくるので目的のところで小規模事業者も触れたほうが良いと思う。
市)鳴門市には小規模事業者がかなり多い。このような状況に即した分かりやすい言葉を使うとしたら小規模事業者という言い方も可能だと思う。
委)この町はほとんど小規模か零細事業所。表現は色々あると思うがこれを入れることによってより身近な条例になると思う。また、企業が長く地域で存在してくれるような表現も入れたら良いのでは。
委)この条例は中小企業の方だけに読んで欲しいものではないと思う。中小企業っていうくくりにしないでお仕事されている方すべてにおいて言えるような表現を考えてみては。
委)大麻には小規模事業者が多いので目的のところで小規模を入れた方がいいと思う。中小企業振興条例っていうと大麻にはあまり関係ないように思う。

鳴門市中小企業振興基本条例「定義」について

委)その他金融機関とはどういうところを指しているのか。
市)農協や漁協など特に特定はしていない。
委)市内に本店または支店を有するとあるが政策金融公庫や商工中金は入らないのか。
市)厳密に定義づけしていない。もう一度確認する。
委)条例の一部で児童及び生徒の勤労観等の育成とあるので定義で学校を入れた方が良いのでは。また、企業を支援していく上で税理士などの士業の方はこの条例でどこに入ってくるのか。
市)学校については事務局の方で整理する。税理士等の役割についても検討する。


以上が第1回審議会の概要になります。
次回の審議会は平成27年4月を予定しています。


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